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主張
中小病院の選択肢
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ページ範囲:P.981 - P.981
文献購入ページに移動さて,10月改定が病院医療にどのように影響を及ぼすであろうか.まず給食自己負担の導入とともに給食の質の向上は避けて通れない.今まで画一的であった病院給食により患者のニーズが強くなることは明白である.選択メニュー加算,食堂加算が評価されたことの他に特定療養費を使っての差額給食の提供も増加するであろう.療養環境における特定療養費の導入は4月改定ですでに一定の条件下で全病床の50%まで可能になっている.また予約診療においても大きく門戸が開かれたのであるが,いずれにせよ患者負担の増加により可能な増収であるから,受療者の納得を得ることが欠かせない.
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