文献詳細
文献概要
特別寄稿 北米臨床内科との接点を求めて
〈西洋近代医学〉の影をめぐって(その1)—北米内科医の指摘—〈私たち流の西洋近代医学〉
著者: 松村理司1
所属機関: 1市立舞鶴市民病院
ページ範囲:P.1030 - P.1034
文献購入ページに移動G.C.Willis先生
北米の秀でた内科医を卒後初期の臨床研修現場に招きだしてから10年以上になる.初期の2年間は試行として,数日から1週間に限って約10人の方々に来てもらった.いろいろなつてを頼ったが,先行の沖縄県立中部病院のおすそわけにもあずかった.
内科が主体だったが、外科や小児科や婦人科の医師の中にも共感する光景が散見された.そこで,より長期間の招聘を考え,聖路加国際病院の日野原重明先生1)の口添えもいただき,1986年初頭G.C.Willis先生を迎えることができた.6か月の予定が4年3か月にもなったのは喜ばしい限りだった.なお,短期間の招聘計画も今日まで続けてきている.
北米の秀でた内科医を卒後初期の臨床研修現場に招きだしてから10年以上になる.初期の2年間は試行として,数日から1週間に限って約10人の方々に来てもらった.いろいろなつてを頼ったが,先行の沖縄県立中部病院のおすそわけにもあずかった.
内科が主体だったが、外科や小児科や婦人科の医師の中にも共感する光景が散見された.そこで,より長期間の招聘を考え,聖路加国際病院の日野原重明先生1)の口添えもいただき,1986年初頭G.C.Willis先生を迎えることができた.6か月の予定が4年3か月にもなったのは喜ばしい限りだった.なお,短期間の招聘計画も今日まで続けてきている.
掲載誌情報