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特集 揺れる基準看護
[新たな勤務体制の模索・1]医療法人大雄会における2交替制勤務形態の採用とその後
著者: 伊藤研1
所属機関: 1医療法人大雄会
ページ範囲:P.330 - P.333
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当会の病院で最初に日勤夜勤完全分離型2交替制勤務の検討に入ったのは,4年前の1989年,平成元年11月のことであった.
試行に際しては,当時健康保険の「基準看護,基準給食及び基準寝具の承認に関する取扱いについて」の厚生省通知,いわゆる三基準の基準看護の承認条件において看護勤務形態は,「なるべく3交替制であること」と規定されていたことから,一般病院である当院は行政指導の「原則3交替」を遵守するためにも,一部病棟での試行という形で行わざるを得ず,従って看護婦等の勤務形態としては,2交替制と3交替制が混在する2通りの勤務形態を採用して行った.
当会の病院で最初に日勤夜勤完全分離型2交替制勤務の検討に入ったのは,4年前の1989年,平成元年11月のことであった.
試行に際しては,当時健康保険の「基準看護,基準給食及び基準寝具の承認に関する取扱いについて」の厚生省通知,いわゆる三基準の基準看護の承認条件において看護勤務形態は,「なるべく3交替制であること」と規定されていたことから,一般病院である当院は行政指導の「原則3交替」を遵守するためにも,一部病棟での試行という形で行わざるを得ず,従って看護婦等の勤務形態としては,2交替制と3交替制が混在する2通りの勤務形態を採用して行った.
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