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文献詳細

雑誌文献

病院53巻5号

1994年05月発行

文献概要

特集 キャピタル・コストの確保をめぐって

〔座談会〕キャピタル・コストをめぐる政策と民間病院

著者: 宮坂雄平12 古畑正34 小島比登志5 河北博文67

所属機関: 1日本医師会 2松南病院 3全日本病院協会 4古畑病院 5厚生省健康政策局指導課 6日本病院会 7特定医療法人河北総合病院

ページ範囲:P.418 - P.424

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 河北 本年は4月に診療報酬の改定が行われました.一部は10月1日に実施される改定の部分もございますけれども,この診療報酬の改定の主な部分は,医師の技術料を中心に,その費用弁済ということです.それに対して病院の施設設備関係,たとえば減価償却費あるいは金利負担がキャピタル・コストの一部と言われているわけですけれども,そういった費用が診療報酬改定でどう取り扱われているのか.さらには,キャピタル・コストは単年度で動くお金ではなくて,設備に関しては6年とか,施設ですと,法定耐用年数は47年ということで,非常に長い期間経費として存在するものです.そういったものを今後どう位置づけていくか,ということを中心にお話しいただきたいと思います.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1383

印刷版ISSN:0385-2377

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