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「へき地勤務が前提の自治医大の卒業生でさえ“先生を尊敬する”といいます.5年,10年と根を下ろしへき地の医療を担おうという情熱のある医師はいませんかね.」と嘆息する浜田院長が蘇陽病院に赴任したのは1985年6月.当時は「住民に信頼されず,自治体にもお荷物」といった状態で崩壊寸前の病院であった.
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