icon fsr

文献詳細

雑誌文献

病院53巻6号

1994年06月発行

文献概要

老健Now・9

平成6年4月の療養費改定で老健施設は変身?

著者: 小山秀夫1

所属機関: 1国立医療・病院管理研究所経済研究部

ページ範囲:P.580 - P.581

文献購入ページに移動
 平成6年4月の老人保健施設療養費の改定は,老人施設の在宅シフトを一層推進するとともに,ナイトケアの新設により多様なサービス機能が可能となった.経営面でも,基本施設療養費の約5%の引き上げをはじめ,デイケアの大幅評価により,在宅支援に熱心な施設ほど収支状況が好転することになる,老健施設の「在宅シフト」は自明であり,在宅に結びつく入所サービスの質の向上が焦点にならざるを得ない.制度の本格実施以降満6年を経過した今回改定で,特定治療の内容の見直しが行われたことも見逃せない.これで治療行為が必要な入所者に対しても,老健施設は頼れる施設に変身することができるであろう.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1383

印刷版ISSN:0385-2377

雑誌購入ページに移動
icon up

本サービスは医療関係者に向けた情報提供を目的としております。
一般の方に対する情報提供を目的としたものではない事をご了承ください。
また,本サービスのご利用にあたっては,利用規約およびプライバシーポリシーへの同意が必要です。

※本サービスを使わずにご契約中の電子商品をご利用したい場合はこちら