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厚生行政展望
「ソリブジン」問題と臨床治験の在り方
著者: 厚生行政研究会
所属機関:
ページ範囲:P.860 - P.862
文献購入ページに移動抗ウイルス剤「ソリブジン」問題は,臨床治験,がん告知,インフォームド・コンセント,大学医局の在り方等に一石を投じた.
薬はもともと危険なものである.それを十分管理し,文明の利器として定着させてきたのが医師であり,医師は危険物管理のプロのはずである.それなのに今回の事件が起きてしまった.現在の医師には危険物管理者としての自覚がないのだろうか.それとも医療システムの問題なのだろうか.今回は臨床治験の在り方を中心に検討を行う.
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