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人
第33回日本病院管理学会会長を務める 東京大学医学部健康科学・看護学科教授 郡司篤晃氏
著者: 河北博文1 八木保
所属機関: 1河北総合病院
ページ範囲:P.924 - P.924
文献購入ページに移動 医学教育はあっても医療教育が極めて貧弱である我が国にあって,先生の教室から,将来の保健,医療,福祉を支えていく若い優秀な人材が育っていることは誠に頼もしいことである.先生は東京大学医学部ならびに大学院を卒業され,臨床を経験された後,厚生省等において行政に携わり,その後,1985年に母校の保健管理学教室教授となられ,また健康科学・看護学科学科主任を務められて現在に至っておられる.保健管理学では社会学,経済学,管理学,倫理学など幅広い見地から総合的に社会制度や新技術の研究,評価,提案をされている.
先生に初めてお目に掛かったのは1986年6月病院倒産法に関する研究会であり,それ以来,87年にはJCAHO研究会の開始、翌年88年,JCAHOへの訪問を中心とした米国視察旅行の引率をお願いし,90年の病院医療の質に関する研究会の発足,そして現在に至るまで一貫して医療の質の向上に対してご指導いただいてきた.国民にとっての医療の理想像を掲げ,医療機関の在るべき姿への機能評価にとどまらず,最終的には医師の評価の必要性から,医師に対してはプロフェッショナルとしての厳しい責任を要求する一方,思いやりは実に深い.
先生に初めてお目に掛かったのは1986年6月病院倒産法に関する研究会であり,それ以来,87年にはJCAHO研究会の開始、翌年88年,JCAHOへの訪問を中心とした米国視察旅行の引率をお願いし,90年の病院医療の質に関する研究会の発足,そして現在に至るまで一貫して医療の質の向上に対してご指導いただいてきた.国民にとっての医療の理想像を掲げ,医療機関の在るべき姿への機能評価にとどまらず,最終的には医師の評価の必要性から,医師に対してはプロフェッショナルとしての厳しい責任を要求する一方,思いやりは実に深い.
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