icon fsr

文献詳細

雑誌文献

病院54巻12号

1995年12月発行

文献概要

特集 問われる病院と地域の保健活動 病院と地域保健活動

検診活動から健康教育活動,さらに予防活動に取り組む佐久総合病院

著者: 松島松翠1

所属機関: 1厚生連佐久総合病院

ページ範囲:P.1124 - P.1127

文献購入ページに移動
佐久病院の地域保健活動
 佐久病院に「出張診療班」が初めて結成され,地域へ出ての巡回診療が行われるようになったのは,戦後間もなくの1945年12月であった.その当時は無医村も多く,手遅れになる患者が非常に多かった.そこで病院から一歩外へ出向いて,これらの患者を早期に発見することがたいせっだという考えから,無医村への巡回診療が開始された.
 やがて,予防活動に力を入れた計画的,定期的な集団検診が各地で展開されるようになり,1959年には八千穂村の全村健康管理に取り組むことになる.これは重症患者の減少や国保医療費の減少などに大きな成果をあげた.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1383

印刷版ISSN:0385-2377

雑誌購入ページに移動
icon up

本サービスは医療関係者に向けた情報提供を目的としております。
一般の方に対する情報提供を目的としたものではない事をご了承ください。
また,本サービスのご利用にあたっては,利用規約およびプライバシーポリシーへの同意が必要です。

※本サービスを使わずにご契約中の電子商品をご利用したい場合はこちら