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文献詳細

雑誌文献

病院54巻3号

1995年03月発行

文献概要

特集 薬価と病院経営

卸業界からみた流通制度の問題点

著者: 後藤基隆1

所属機関: 1(社)日本医薬品卸業連合会

ページ範囲:P.246 - P.249

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はじめに
 現在医薬品卸業界は,昨年当(社)日本医薬品卸業連合会(以下「卸連」という)がまとめた本年3月期決算通期予想によると,売上微増大幅減益となり,近年にない厳しい経営環境下の只中にある.流通を担う卸業界に何が起こっているのであろうか.
 本稿では,標題のテーマについてまず平成4年4月以降,医療用医薬品において薬価差の縮小を段階的に行うための新薬価算定方式の導入と,値引補償制度を廃止し新仕切価制への移行を中心とした流通近代化を車の両輪として推し進めることになった流通制度改革を述べ,次に,当卸連が進めている流通改善の動きや流通の問題点を指摘していきたい.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1383

印刷版ISSN:0385-2377

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