文献詳細
文献概要
特集 新看護体系で病院はどうなるか
付添い廃止で本当に患者負担は無くなるのか,看護の質は上がるのか
著者: 佐久昭1
所属機関: 1十慈堂病院
ページ範囲:P.365 - P.369
文献購入ページに移動高齢者長期入院の構図
私が大学を卒業した昭和42年ころは,病院に寝泊まりしながら患者さんの世話をしている家族の姿をよく見かけたものである.それが病院の要請だったのか,それとも患者さんの家族の自発的行為であったのかは今となっては知るよしもない.
いずれにしても,介護をしているのは患者さんの身内の誰かであろうと思っていた.しかし,看護婦家政婦紹介所が今から40年以上も前にすでに存在していたことを考えると,中にはそのようなところから派遣されてきた付添い婦さんたちもいたに違いない.
私が大学を卒業した昭和42年ころは,病院に寝泊まりしながら患者さんの世話をしている家族の姿をよく見かけたものである.それが病院の要請だったのか,それとも患者さんの家族の自発的行為であったのかは今となっては知るよしもない.
いずれにしても,介護をしているのは患者さんの身内の誰かであろうと思っていた.しかし,看護婦家政婦紹介所が今から40年以上も前にすでに存在していたことを考えると,中にはそのようなところから派遣されてきた付添い婦さんたちもいたに違いない.
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