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文献概要
連載 アーキテクチャー 保健・医療・福祉 第6回
神鋼病院
著者: 梶原正樹1 林一公1
所属機関: 1(株)梓設計
ページ範囲:P.395 - P.402
文献購入ページに移動はじめに
本病院の旧施設は,1955(昭和30)年に建設した円形本館を始めに,’62年,’70年,’76年に増改築をし,近代医療に追随する整備を重ねた.最終規模は延べ10,700m2,1床当り33m2であった.最近は患者の需要変化,施設の老朽と狭隘な環境下で,進展を続ける現代医療への対応を迫られていた.
1990(平成2)年に移転準備に入り,旧病院北側の関連企業工場跡地の一角を利用する計画となった.移転地は神戸製鋼の発祥の地で,JR灘駅より三宮方向へ5分ほど歩いた所にあり,敷地北側には公道(幅員15m)とJR東海道線,阪急線の高架軌道が東西に併行している.
本病院の旧施設は,1955(昭和30)年に建設した円形本館を始めに,’62年,’70年,’76年に増改築をし,近代医療に追随する整備を重ねた.最終規模は延べ10,700m2,1床当り33m2であった.最近は患者の需要変化,施設の老朽と狭隘な環境下で,進展を続ける現代医療への対応を迫られていた.
1990(平成2)年に移転準備に入り,旧病院北側の関連企業工場跡地の一角を利用する計画となった.移転地は神戸製鋼の発祥の地で,JR灘駅より三宮方向へ5分ほど歩いた所にあり,敷地北側には公道(幅員15m)とJR東海道線,阪急線の高架軌道が東西に併行している.
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