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文献詳細

雑誌文献

病院54巻8号

1995年08月発行

文献概要

特集 病院職員の教育と研修 私の自己啓発法

健康的な感性を涵養しつつ

著者: 高嶋妙子1

所属機関: 1聖隷浜松病院

ページ範囲:P.775 - P.776

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 自分らしい生き方を求めて右往左往した青春前期を過ぎた20代中盤に,大まかな人生設計を意識した.それは,20代を知識習得に当て,30・40代は精一杯行動レベルで試行錯誤し,それを50代に味わうという程度のものだったが,おおむねそのように生きてこの目安は妥当だったと感じている.
 知識習得時代に,大学の通信課程で学ぶことを中心に据えたが,これは予想以上に大成功だった.しかも,時にカリキュラムから離れて自らの欲求の赴くままに知識を貧りながらも,焦らず7年余りも在籍したお陰で,糸の切れた凧にならずに済んだ.卒論のテーマを看護の中に見い出していたので,あらゆる学びがここに流入した感じがする.加えて元来嫌いでない「書くこと」が習性に近くまでなり,機会が与えられればいつも喜んで原稿用紙に向かった.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1383

印刷版ISSN:0385-2377

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