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とんでもない話ととっておきの話
著者: 水谷祥子1
所属機関: 1大阪府済生会茨木病院
ページ範囲:P.806 - P.806
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今年の大阪の医療福祉研修会のシンポジウムで,ある救急病院に勤務しているベテランMSWのA氏より「病院は,冬の時代.経営努力の観点からは,MSWは退院促進係にならざるをえない」という問題提起があった.
司会者より突然,私が年配ワーカー代表と指名されて,おそるおそる「退院促進係との発言については,そう言わざるをえないような事態になりつつあることを認めるが,今はブラックユーモアとして受け止めておきたい.救急病院での退院援助計画は,時間をかけられない故に,より高度の社会福祉専門性が要求されて大変難しいと思う」と言うと,「水谷さんは,ブラックユーモアと言ったが,病院の機能分類がすすむ中では,今や,退院促進のためにMSWを雇用している病院が増えている.ユーモアとして笑って済まされない時であることを認識すべき」との返答があった.
今年の大阪の医療福祉研修会のシンポジウムで,ある救急病院に勤務しているベテランMSWのA氏より「病院は,冬の時代.経営努力の観点からは,MSWは退院促進係にならざるをえない」という問題提起があった.
司会者より突然,私が年配ワーカー代表と指名されて,おそるおそる「退院促進係との発言については,そう言わざるをえないような事態になりつつあることを認めるが,今はブラックユーモアとして受け止めておきたい.救急病院での退院援助計画は,時間をかけられない故に,より高度の社会福祉専門性が要求されて大変難しいと思う」と言うと,「水谷さんは,ブラックユーモアと言ったが,病院の機能分類がすすむ中では,今や,退院促進のためにMSWを雇用している病院が増えている.ユーモアとして笑って済まされない時であることを認識すべき」との返答があった.
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