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厚生行政展望
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7月12日夜半より堺市の小学生の間に下痢,血便などを主症状とする多数の患者が発生し,7月14日には小学生26人の検便のうち13検体から病原性大腸菌O−157が発見された.この聞き慣れない大腸菌は,実は1990年埼玉県浦和市の幼稚園において,死者2名を含む患者268名を出した事件の原因菌と同一だったのである.抗生物質さえあれば感染症対策はこわくないと考えていたのは過去のことなのである.
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