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文献詳細

雑誌文献

病院55巻2号

1996年02月発行

文献概要

特集 大学病院と関連病院との関係を問う

[座談会]大学病院と関連病院との関係は今後どうなる

著者: 大塚敏文1 石橋晃2 寺本成美3 山根至二45 大道久6

所属機関: 1日本医科大学救急医学 2北里大学医学部附属病院泌尿器科 3国立長崎中央病院 4前:東京厚生年金病院 5慈生会病院 6日本大学医学部医療管理学教室

ページ範囲:P.142 - P.151

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 大道 本日は,大学病院と関連病院の関係は今後どうなるかという話題で,4人の先生方にお集まりいただきました.
 わが国では,大学病院で医師が養成され,そして周辺の医療機関にしっかり臨床の知識,技術,経験を身につけた方が出向いて,地域の医療を支えるというのが医療の基本的な仕組みです.大学の講座あるいは医局は,周辺の医療機関である関連病院と適切な関係を保って今日まできています.しかし,時代の大きな流れを受け,最近はその関係が変わってきているのではないか.さらに最近になって医師の養成の在り方を基本的に見直そうとする動きもあり,改めて大学病院と関連病院の今後の関係がどのようになるか強い関心を呼んでおります.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1383

印刷版ISSN:0385-2377

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