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文献詳細

雑誌文献

病院55巻4号

1996年04月発行

文献概要

対談シリーズ 介護問題をめぐって・7

地域リハビリテーションの今後の展開と介護問題

著者: 大田仁史2 堀尾愼彌1

所属機関: 1医療法人堀尾会熊本託麻台病院 2茨城県立医療大学保健医療学部

ページ範囲:P.370 - P.377

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生活拡大のための在宅でのリハビリ
 大田 私は介護制度については素人ですから,堀尾先生に整理をお願いしたいと思います.まず,地域リハビリテーションをどう考えるかということですが,ここでは在宅で生活をしておられる人にとって,リハビリテーション(以下,リハと略)といわれるサービスがどのようなものかということに限定して話を進めたいと思います.
 障害者や高齢者が在宅で生活をしていく上でリハがどういう役割を果たすかというと,大きな理念ではノーマライゼーションの中で語られるべきことだと思います.具体的な活動としては,障害を持つ人たちの生活を拡大できるように心身両面からアプローチすることだと思います.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1383

印刷版ISSN:0385-2377

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