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ナースステーション考・3
佐世保市立総合病院
著者: 山口美代子1 梶原正樹2
所属機関: 1横浜市立市民病院看護部 2(株)梓設計設計本部
ページ範囲:P.396 - P.398
文献購入ページに移動佐世保市立総合病院は,県北の中核病院として60年の歴史があり,その間増改築を4回経験し,現病院は1990年に移転・新築した.1985年に部門代表で構成する「建設準備院内委員会」が設置された.看護部は“変革”を目指してソフト面の改革と,患者および働く看護職員を尊重した新時代の病院運営について,基本計画の段階から設計者らの助言を得て協議を重ね,委員会に提言した.
ナースステーションについては,職員が勤務交替しても医療物品の収納探策に迷わない,夜間緊急時に同フロアで物品相互利用を可能とし,看護職員のリリーフ体制をとりやすくする,病室や廊下に物品が溢れないようにする,とし,①面積や設備・諸室形態を共通にして作業拠点を標準化する,②物品収納スペースを確保し,定位置にセットする,ことを基本に据えた.
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