icon fsr

文献詳細

雑誌文献

病院55巻8号

1996年08月発行

文献概要

特集 待ち時間解消はどこまでできるか 待たせない手立てと患者の評判

外来会計の自動引き落とし清算

著者: 冨田信也1

所属機関: 1医療財団法人河北総合病院財団本部

ページ範囲:P.746 - P.748

文献購入ページに移動
自動引き落とし清算の目的
 当院では1983年から薬の待ち時間の短縮のためにも院外処方箋発行を行ってきた.患者は診察室で医師より手渡された処方箋を持って,調剤薬局に行けば直ぐに薬を処方してもらえる.しかし,その前に外来診療費の支払いを会計窓口で済まさなければならない.診療の待ち時間のほかに会計の待ち時間が長くかかる.これをなんとかできないものかとの発想で診療費の自動引き落としサービスが考案され,1985年7月より,病院では初めてといわれた外来における診療費の自動引き落とし「制度」が実施された.
 目的は外来の待ち時間を短くすることである.さらに,このサービスを受けると現金の持ち歩きが不必要であり,一つの銀行口座で家族の誰もが利用できるメリットもある.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1383

印刷版ISSN:0385-2377

雑誌購入ページに移動
icon up
あなたは医療従事者ですか?