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雑誌目次

雑誌文献

病院56巻10号

1997年10月発行

雑誌目次

特集 病院が医師を選ぶとき

医師の市場性

著者: 信友浩一

ページ範囲:P.890 - P.893

 医師の労働市場が成立し,健全に機能していったとき,医師と患者とのミスマッチ,医師とポジションとのミスマッチが解消するなど,良質な医療を適切に提供していく体制が成立したといえる.この医師の市場化がこれからどのように展開していくのか,医療政策の底流から予測してみたい.

医師採用と病院理念

著者: 伏見尚子

ページ範囲:P.894 - P.897

はじめに
 医師確保に苦労した長い年月の末遂に病院が医師を選ぶときがやってきたといわれている.医学部の学生数が大幅に増加された結果,年々医学部の卒業生は新しく巣立つのであるが,開業の許容範囲も頭打ちで新規の開業は難しくなっており,また先端を行く医療機械で医術の腕を振るっていたいと,勤務医の希望者が増えているという.さらに最近では勤務医から開業する医師も少なく,新たな需要は伸び悩んでいるという状況から出てきたことである.
 しかし果たして優秀な医師採用は容易になりそうであろうか.われわれ病院としてはよい医師に来てもらいたいという願いは,古くから今日に至っても変わらないのであるが,果たしてそういうふうに運ばれるのであろうか.

医師をこのように選んでいる—病院にお尋ねした回答集

著者: 伊藤倉雄 ,   石橋晃 ,   武内俊彦 ,   中谷矩章 ,   古山隆

ページ範囲:P.898 - P.900

質問表
 Q1:医師募集の際どういう採用法を取っておられますか?①公募②個別(いわゆる一本釣り)③ローテート医師④その他〔具体的に〕
 Q2:その方式を取られる理由と,他の方式の利点欠点は何であるとお考えですか?

臨床研究と病院経営

著者: 中村博彦

ページ範囲:P.901 - P.904

当院の概要
 中村記念病院は1967年に中村脳神経外科医院(19床)として出発し,1970年に中村脳神経外科病院(322床),1980年に中村記念病院(725床)へと発展し,今年が開院30周年に当たる.この間,1986年に附属の脳血管研究所が財団法人北海道脳神経疾患研究所として独立認可され,1987年には附属看護学校を開校した.現在病床数672床で医師数58名(脳神経外科専門医29名,神経内科専門医7名),看護婦数369名が在籍し,診療科は脳神経外科,神経内科,麻酔科,放射線科,リハビリテーション科,眼科,耳鼻咽喉科,心臓血管外科の8科で,主として脳神経疾患に対する集学的治療を目指している.脳神経外科・神経内科の医師については,大学の医局同様原則的に大学卒業と同時に入局している.
 脳神経外科部門では24時間救急医療体制を整え,MRI 3台,CT 2台,SPECT 3台がフル稼動して脳神経領域の専門施設として地域医療を担っている.また,脳神経外科の先端医療としては脳腫瘍や脳動静脈奇形を非侵襲的に治療するガンマナイフが1991年に設置され,厚生省から高度先進医療施設に認定されている.

勤務医の入れ替えと病院経営健全化—新たな日常性の構築「かわらなきゃ」

著者: 塩谷泰一

ページ範囲:P.905 - P.909

 超高齢化社会を目前にして,医療提供体制の整備,医療保険制度の抜本的改革,医療・保健・福祉の包括化など,医療の枠組みは大きく変化し,情報化の進展や患者意識の高まりとあいまって,医療の質と透明性が求められる時代となった.このような潮流のなか,病院,特に住民の要請を受け設置・運営されている自治体病院は,地域住民が何を望み,自らは地域に何を提供し,何に貢献するのかという病院の存在意義を明確にして,良質で適正かつ効率的な医療の実現に向けて先導的役割を果たさなければならない.
 たとえ公立病院であってもこれら公共性の発揮はもちろんのこと,経済性の確保は病院企業として不可欠である.地域医療の中核となっている病院の経営悪化は,その地域の医療水準の低下につながり,単に病院だけの問題にとどまらず,地域住民の損失となる.それゆえ,「経営の安定なくして良質な医療なし」という大原則を医師をはじめとした病院全職員に認識させ,経営参画意識を醸成することが必要である.

臨床能力をどう評価するか

著者: 福井次矢

ページ範囲:P.910 - P.913

 私自身は「1週間,一緒に働けば,その医師の臨床能力を判断できる」といつも言ってきています.では,この臨床能力をどこで,どう判断しているかと考えたら,次のような場面であることに思い至りました.

グラフ

新しいへき地医療のあり方を発信する—六合温泉医療センター

ページ範囲:P.881 - P.886

◇三位一体の複合医療センター
 六合(くに)温泉医療センターは,医療・福祉・保健の機能を統合したわが国初の試みの施設.群馬県の県都前橋からJRで1時間,さらに車で30分の山間部にある.診療所,老人保健施設,健康増進施設が合築され,これらが同一敷地内に配置されている.
 この医療センターが構想されたのは,折茂センター長が旧診療所に赴任してから1年後,医師1人の診療所では,医師不在時には「無医村」になってしまう,この「半無医村」を解消するにはどうするか.そこで,①複数医師常駐により24時間365日,住民の医療ニーズに応えること,②医療施設および温泉リハビリテーション施設を基本構想とし,財源にはふるさと創生資金や各種の補助金を充て,合築や公設民営方式などいくつかの懸案を乗り越え,計画から約5年,1993年9月1日にようやく開設となった.

日本病院設備協会会長に就任 国際医療福祉大学教授 都築正和先生

著者: 三浦哲夫 ,   八木保

ページ範囲:P.888 - P.888

 都築正和先生とは昭和40年代後半からお付き合いをいただいているが,当時東京大学医学部病院手術部を主宰しておられた先生と,北海道大学で同じ立場にいた私とはお互いに手術医学の確立を目指して努力を尽くしてきた仲である.
 手術環境の清浄化,滅菌・消毒学,術後感染対策,手術器械・材料の研究,手術室設計・設備の研究などは,当時としては全く新しい研究領域であり,苦労を重ねて今日に至っている.この間先生は,これらの研究を全国的な規模に広げて手術部研究会を発足させて理事長となり,中心になって活躍し,その結果が今日の日本手術医学会の発展に繋がっている.先生はこの学会の最大の功労者である.

主張

病院と医師の関係についての評価

著者:

ページ範囲:P.889 - P.889

 医療評価において,病院と医師との関係のあり方は,重要な視点のひとつである.かつての米国の病院標準化運動においても,病院が適切な医師団を有しているかどうかが,まず問われたのであった.そもそも医療は医師によって行われるか,あるいは医師の指示によって成り立つのであるから,このことは当然といえる.
 わが国でも病院機能評価事業が開始されているが,病院と医師との関係を直接問いかける評価項目は見当たらない.医師も含めた職員が確保されていること,教育・研修の体制が整備され適切に実施されていること,職員のモラールが高いことなど,病院と医師との関係に関連する事項は,病院機能評価の運用に供せられている評価項目に含まれているが,いずれも間接的なもので不十分である.

連載 病院主導の保健・医療・福祉複合体の実証的研究・12

第5報 その2 私的医療機関を「母体」とする看護・医療技術系・介護福祉士学校の全国調査

著者: 二木立

ページ範囲:P.914 - P.918

(前号より続く)
5.複数の学校の「母体」となっている私的病院
 以上の分析は,いわば学校単位で行ってきた.しかし,「母体」病院などの中には,一つまたは複数の法人により,複数の学校を開設しているものも少なくない.表6に示したように,7種類の学校の「母体」となっている私的病院など(グループ)は全部で189あり,そのうち25(13.2%)が二つ以上の学校を開設している.これらはすべて私的病院(グループ)である.これら25病院(グループ)が開設している学校は54校であり,私的病院など「母体」の学校総数211校の4分の1(25.6%),同一学年定員総数の3分の1(33.6%)を占めている.
 学校開設数が最も多いのは,愛知の医療法人珪山会(鵜飼病院,300床)の4校であり,次いで3校開設は,福岡と栃木の高邦会グループ(高木病院など4病院941床),大阪の恒昭会グループ(藍野病院など6病院2,778床),大阪の行岡医学研究所(行岡病院,480床)の三つである(詳しくは,次頁の表8参照).

アーキテクチャー 保健・医療・福祉 第36回

病院建築と免震構造

著者: 三瓶健

ページ範囲:P.938 - P.941

 1995年1月17日午前5時46分に発生した兵庫県南部地震は,阪神・淡路大震災として各方面に様々な影響と爪跡を残した.
 とりわけ医療・福祉関係者においては“患者の安全”と“災害時の使命”について改めて認識を新たにされた方が多いと聞いている.

てい談

CSの病病での導入を検討する

著者: 川村治子 ,   藤村和宏 ,   長谷川敏彦

ページ範囲:P.919 - P.926

なぜ,CSか
 長谷川 現在,医療界,特に病院経営でCS (customer satisfaction,顧客満足戦略)が注目されています.その理由には,「患者サービス」の必要性が最近,再び重視されていることが理由と思われます.
 私も2年前までは国立病院の経営に携わり,その後,国立医療・病院管理研究所で病院経営の研修に携わっていますが,その参加者からもそういう話をよく聞きます.

病院管理フォーラム 診療情報管理はいま・4

がん登録と診療情報管理

著者: 大津淑子

ページ範囲:P.927 - P.929

 がん登録には,①病院の医療活動の評価や患者のフォローを主目的として実施される院内がん登録,②地域におけるがんの罹患(発生)率,受療状況の把握,生存率の計測などを主目的とする地域がん登録,③がんの臨床病理学的特徴と進行度の正確な把握に基づく適切な治療指針の確立,進行度分類にあり方などを検討するために実施される全国臓器がん登録などがある.
 図1に米国のがん登録システムをわが国と対比して示した.米国では,各病院における院内がん登録と州レベルの地域がん登録と国レベルのSSER計画の3段階の登録システムが互いに連携をとりながら,高精度のがん登録システムを構築している.わが国では,道府県市の地域がん登録が中心で院内がん登録はほとんどの場合整備されていない.そのため地域がん登録へのがん情報の届け出は病院,診療所の篤志に依存しているのが現状である.また国レベルのがん登録機構も今のところ設立されていない.

広がる病院患者用図書館・7

「すごやか文庫」—入院患者に本の貸し出しを始めて

著者: 松井美保子

ページ範囲:P.930 - P.931

 筆者が勤務している青森市民病院は,青森市のほぼ中央に位置している.1987年6月に新築され,現在は18診療科,一般病棟538床,伝染病棟15床,計553床である.

経営管理・4

新たな日常性の構築「かわらなきゃ」—職種別損益計算の試み(4)

著者: 塩谷泰一

ページ範囲:P.932 - P.933

 前号では医業収益を技術料,材料料および施設提供料の三つに分類し,それぞれの収益を各職種へ配分する方法に関して述べた.今回は,これらの収益を生み出すために投入された費用の配賦に関して解説する.
 当院のここ数年の医業収支決算書をながめてみると,医業費用のうち,対医業収益で人件費は55%前後,材料費は30%前後と実に医業費用全体の約85%を占めており,これら二つの費用のマネジメントが,病院経営上肝要であることが理解できる.この事実を全職員に認識させ,費用に見合う収益を得る合目的な行動を取らせるためのシステムを作ることは,院長としての重要な責務である.

院内倫理委員会・7

多摩南部地域病院

著者: 岡田清

ページ範囲:P.934 - P.935

 当院は,平成5年(1993)7月に開設された新しい病院であり,東京都保健医療公社が運営している公設民営型の病院である.
 病院の重要課題として地域医療連携に取り組んでおり,救急患者を除いてほとんどすべてが地域医療機関からの紹介患者であるほか,患者の返送・逆紹介,共同診療,高額医療機器の共同利用などにも前向きに取り組んでいる.なお,病床数は306床であり,がん医療と2次救急を重点医療としている.

保健・医療・福祉政策ウォッチング

単純化議論にご用心

著者: 病院問題研究会

ページ範囲:P.936 - P.937

 医療保険の抜本改革議論が進行中である.厚生省が患者負担をさらに強化する(大学病院では5割負担!?)という内容の観測気球を打ち上げると,それに応えて与党が「国民生活や世論に配慮して」,より穏やかで現実的にみえる提案をして,コンセンサスを作っていこうという,田舎芝居形式で検討が進んでいるようである.
 目下のところ,高齢者を対象とした独立した医療保障制度を作り,高齢者からも保険料を徴収する,といった案が軸になっている.引き続き各保険者からの拠出は継続するので,高齢者の自己負担を定額制から定率制に改めることと,高齢者からも保険料を徴収する点が現行老人保健制度と異なるのみで,基本的枠組は変化ないようにみえる.もちろんまだ検討途上であり,詳細は明らかになっていない.今後どう進行するかも未知数である.

医療の質の評価と改善 組織・運営・戦略におけるトータル・クォリティー・8

医療の効果と経済性の測定基盤—医療評価と定額支払制度における診療情報管理の展開

著者: 今中雄一

ページ範囲:P.942 - P.947

診療情報管理の重要性
 診療情報の管理は,今後ますます重要になることは明らかである.一つは質の管理・保証・改善という点から,もう一つは経営的側面からである(図1).
 まず,医療評価を行うためには,1)システムの評価(structure志向)一例:医療機能評価(診療録の内容と管理) 2)専門性の評価(process志向)一例:専門学会によるpeer reviewなどの活動(診療内容の評価) 3)診療成績の評価(outcome志向)例:症例ごとのデータベースの構築(臨床的パフォーマンス測定)という課題がある.診療情報の管理と活用は,いずれの側面からみても重要となる.

早期退院計画・3

聖路加国際病院における早期退院の要因と,それに向けての支援体制

著者: 松井征男 ,   鳥羽克子

ページ範囲:P.948 - P.952

はじめに
 当院全体の,人間ドックと新生児を除いた平均入院日数は,この15年間,徐々に減少傾向にある.そして,ここ数年は13〜14日の間で推移している.この日数は,例えば,1995年の一般病床での全国平均33.7日の2分の1以下である.
 当院は急性期の総合病院と位置づけているが,いわゆる後方病院やそれに準じた施設は特にない.また,早期退院を図るための,病院としての機関も具体的には設けていない.しかし,実際,早期退院を強力に支えていると考えられる要因や諸種の病院体制があり,それらについて本稿で検討してみたい.

レポート

ベッドサイドにおける簡易微生物検査

著者: 林俊治 ,   坂野晶司 ,   金子正光 ,   藤井暢弘

ページ範囲:P.953 - P.956

はじめに
 臨床検査業務を中央検査室や臨床検査業者へ委託することによって,臨床の第一線は検査業務から解放され,検査精度も飛躍的に向上した.しかし,検査の中央化を進めた結果,検査の途中経過の状況がよくわからない,検査に関連する事務が硬直化し,融通がきかないといった弊害もみられるようになった1).特に,微生物検査は他の臨床検査に比べて,結果を得るのに長時間を要するため,このような弊害が大きい.しかし,ベッドサイドにおいて,迅速に起因菌を知りたいというケースは珍しくない.特に,迅速に治療を開始しなくてはならない救急医療において,そのニーズは大きい.起因菌に関する情報を全く持たない状態での医療行為は医療従事者の感染事故の原因にもなりかねない.さらに,広域抗生物質の多用の原因ともなる.
 微生物検査の中にはベッドサイドにおいて,簡単に行えるものも少なくない.かつては,医師自身が検体を染色し,病原菌の鏡検を行っていたのである.ところが,臨床検査はすべて,委託するものであるとの先入観から,最近の若い医師は検査に関する訓練を受けていないことが多い.一方,迅速かつ簡便に検体中の微生物の検出を可能とする迅速微生物検出キットが数種,市販されている2)

病院図書室を取り巻く新しい動き

著者: 野原千鶴

ページ範囲:P.957 - P.960

病院図書室を取り巻く状況の変化
 病院図書室は本の置き場所であり,閲覧,貸出などが医師のために行われているという閉鎖的なイメージがまだ存在しているであろうか.医療の進歩に伴う情報入手の必要性はもとより,医師は学会認定制度による単位取得のための学会活動が加わり,図書室の需要は高まっている.
 さらに特記すべきは,この数年間での医師以外の職種,すなわち看護婦,コメディカルスタッフ,事務職の学習意欲の高揚である.院内看護研究活動の定着,看護関連学会の開催頻度の増加,また専門職としての知識・情報入手の必要性により,看護婦の図書室利用率は急激に増加した.コメディカルスタッフも種々の資格の取得制度や,派遣人員導入が進む時流のなかで,専門職としての職種の確立を目指し,特に専門的知識を提供する体制へと変化しつつある.管理職,事務職も病院の赤字経営において,経営,管理のプロとしての手腕が求められ,さらに病院の増改築,移転などの大事業に際して広範囲で豊富な情報が必要となってきた.

データファイル

厚生省「21世紀の医療保険制度」に対する見解・反論など—日本医師会/全国病院団体連合(代表幹事・諸橋芳夫)/有吉新吾健康保険組合連合会会長の見解/全国保険医団体連合会(談話)/鷲尾悦也日本労働組合総連合会事務局長(談話)

ページ範囲:P.961 - P.965

■訂正ぶお詫び
 9月号865頁掲載の「21世紀の医療保険制度」(厚生省案)の発表年月1997年7月7日は1997年8月7日の誤りでした.訂正しお詫び申し上げます.

21世紀の国民医療—良質な医療と皆保険制度確保への指針・1

ページ範囲:P.965 - P.966

 高齢化が進行する21世紀においても,世界に冠たる皆保険制度を維持し,国民に安心で良質な医療提供体制を確保していくことが,いまや国民的な緊急の課題である.
 その一方で,これまで例を見ない急速な人口の高齢化,医療の高度化などによって,医療費は増大の一途をたどっており,このまま放置すれば21世紀初頭には医療保険制度が破綻してしまうことは明らかである.

医学ごよみ

10月—October 神無月

著者: 木村專太郎

ページ範囲:P.967 - P.967

□4日 X線増感紙を改良
 米国はニュー・ヨーク市のコロンビア大学物理学のエレクトロ・メカニックス(電気工学)部門教授で,X線増感紙を改良したピューピン(Michael Pupin,1858〜1935)が,現在のユーゴスラビア領であるバーナト(Banat)に生まれた日である.
 彼が15歳のとき(1873),両親は彼に学問をさせるためにプラハに行かせた.その途中,彼は盗難にあい非常に困っていたさいに,ある米国人に窮地を救ってもらった.彼はプラハに1年半滞在し,1874年,夢の新天地米国に渡った.その後,苦学の末にコロンビア大学に入学し,1883年に優秀な成績で卒業した.

基本情報

病院

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN 1882-1383

印刷版ISSN 0385-2377

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