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文献詳細

雑誌文献

病院56巻10号

1997年10月発行

文献概要

医療の質の評価と改善 組織・運営・戦略におけるトータル・クォリティー・8

医療の効果と経済性の測定基盤—医療評価と定額支払制度における診療情報管理の展開

著者: 今中雄一1

所属機関: 1九州大学大学院医学系研究科医療システム学教室

ページ範囲:P.942 - P.947

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診療情報管理の重要性
 診療情報の管理は,今後ますます重要になることは明らかである.一つは質の管理・保証・改善という点から,もう一つは経営的側面からである(図1).
 まず,医療評価を行うためには,1)システムの評価(structure志向)一例:医療機能評価(診療録の内容と管理) 2)専門性の評価(process志向)一例:専門学会によるpeer reviewなどの活動(診療内容の評価) 3)診療成績の評価(outcome志向)例:症例ごとのデータベースの構築(臨床的パフォーマンス測定)という課題がある.診療情報の管理と活用は,いずれの側面からみても重要となる.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1383

印刷版ISSN:0385-2377

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