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文献詳細

雑誌文献

病院56巻11号

1997年11月発行

文献概要

特集 病院における情報開示 わが病院・医院における情報開示への取り組み

広島大学医学部附属病院

著者: 石川澄1

所属機関: 1広島大学医学部附属病院医療情報部

ページ範囲:P.994 - P.997

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患者の視点が優先する
 もし自らの情報の開示と秘匿を天秤に掛けて,どちらを優先させるかということは,両者の「バランスをとればよい」ということであれば,本稿は数行で終わる.
 情報開示は,本人への開示と他への開示にそれぞれ配慮が必要である.前者は医療に限らず自分の身の振り方を決める際に,自分にかかわる情報を知ったうえで事を進めたいと誰しも思う.一方,医療にかかわる情報は個々人にとっての最も深遠な情報である.他人に伝わるとすれば伝わる人,伝わる内容,伝わる方法も気になるところではないか.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1383

印刷版ISSN:0385-2377

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