文献詳細
文献概要
特集 ナーシング・マネジメント 看護計画
中規模病院における看護計画
著者: 小長井信子1
所属機関: 1町立浜岡総合病院
ページ範囲:P.342 - P.345
文献購入ページに移動はじめに
当院の看護部の理念は,「心あたたかな看護の提供」,「より良い看護の実践」である.量から質の時代を迎えた今,「看護サービスの質とは」の視点で看護実践を評価し,より質の高い看護を提供できることを目指さなければならないことを強く感じている.
看護の実践は,情報収集・判断・目標設定・具体的方法を立案し,実施し,評価する一連のプロセスの展開である.そして,そこには看護者としての看護の視点が明示されていなければならない.このプロセスの中で具体的方法を立案する過程が看護計画である.看護計画の立案の目的は,一人一人の患者により良いケアを提供することであり,立案することのみが目的ではない.看護計画は,実践のプロセスである.計画が実践と遊離していることは,そのプロセスにおいて何らかの不適切さが生じていることになる.
当院の看護部の理念は,「心あたたかな看護の提供」,「より良い看護の実践」である.量から質の時代を迎えた今,「看護サービスの質とは」の視点で看護実践を評価し,より質の高い看護を提供できることを目指さなければならないことを強く感じている.
看護の実践は,情報収集・判断・目標設定・具体的方法を立案し,実施し,評価する一連のプロセスの展開である.そして,そこには看護者としての看護の視点が明示されていなければならない.このプロセスの中で具体的方法を立案する過程が看護計画である.看護計画の立案の目的は,一人一人の患者により良いケアを提供することであり,立案することのみが目的ではない.看護計画は,実践のプロセスである.計画が実践と遊離していることは,そのプロセスにおいて何らかの不適切さが生じていることになる.
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