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文献詳細

雑誌文献

病院56巻6号

1997年06月発行

文献概要

早期退院計画・1

平均在院日数短縮と病院経営

著者: 余語弘1

所属機関: 1小牧市民病院

ページ範囲:P.549 - P.553

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はじめに
 平均在院日数の短縮は,すなわち新入院患者数の増加であり,病床回転率の向上である.これは病院のアクテビティを高め1床当たりの手術件数や検査件数を増加させる.高機能病院では特に在院日数の短縮は必要なことで,これは優秀な医療スタッフや高度医療機器をできるだけ多くの患者に利用してもらうことになる.単純に比較すると,平均在院日数1週間の病院と1か月の病院とでは1床当たりの手術件数,検査件数は4:1となるといわれる.
 こうしたことからみると,在院日数の短縮は1人1日当たりの入院収入を増すことになり,病院経営上極めて重要なこととなる.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1383

印刷版ISSN:0385-2377

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