icon fsr

文献詳細

雑誌文献

病院56巻7号

1997年07月発行

文献概要

院内倫理委員会・5

市立舞鶴市民病院

著者: 松村理司1

所属機関: 1市立舞鶴市民病院

ページ範囲:P.646 - P.647

文献購入ページに移動
医の倫理委員会が設置された背景
 1986年7月に発足している.当時当院の不妊外来患者は150名を越えるようになり,新たに産婦人科がGIFT (garnete intra-fallopian transfer,配偶子卵管内移植)を実施することになった.そこで,それにまつわる倫理的諸問題を院内で検討しておこうということになったわけである.当時の産婦人科医長(現在神戸で不妊クリニックを開業)は,短期留学を含めGIFTへの準備を十分にしたし,GIFTが特に倫理的色彩が強い手技とも思われなかった.また,倫理的課題がGIFTに限られるわけでもなかったが,生殖医療の将来とインフォームド・コンセントがしきりに話題になってきた時代的背景を見据えた当時の病院長(現在島根県立中央病院長)の判断であった.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1383

印刷版ISSN:0385-2377

雑誌購入ページに移動
icon up

本サービスは医療関係者に向けた情報提供を目的としております。
一般の方に対する情報提供を目的としたものではない事をご了承ください。
また,本サービスのご利用にあたっては,利用規約およびプライバシーポリシーへの同意が必要です。

※本サービスを使わずにご契約中の電子商品をご利用したい場合はこちら