病院57巻10号

1998年10月発行

癒しの環境

何でも聞きたくなるような環境

著者： 木村ひろみ¹

所属機関： ¹医療法人一成会木村病院患者サービス部

ページ範囲：P.925 - P.925

　患者さんにとって心配なことやちょっと聞きたいと思ったことを何でも気安く口に出せる環境．患者さんは，痛かったり，苦しかったり，そのために不安の固まりになっているのですから，そういうことができるような雰囲気のある病院でしたら，とても安心して療養することができるのではないでしょうか．
　私が患者サービス部長として働いています木村病院では，患者さんを「医療消費者」として位置づけ，「支払に合った満足」を得ていただこうと努力しているところです．そのために，患者さんが不満に思われたことを患者さんに教えていただいて改善していこうとしています．