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特集 医療ビッグバンと公私の役割を考える
今後の地域医療における公私の役割を考える—公私医療の経営を中心に
著者: 藤原恒弘1
所属機関: 1社団法人日本医療法人協会
ページ範囲:P.983 - P.985
文献購入ページに移動 わが国の医療システムは大転換の時期にある.戦後まず拡大発展期,費用の削減期(これは永続する)と続き,今や評価選別期を迎えようとしている.また各分野における規制緩和,地方への権限委譲が議論されている.医療においても時代の流れは避けることはできない.
理想的な地域医療は医療の地域内完結である.限りある資源の下で医療の需要のすべてが地域で供給されるためには,医療提供体制を効率的に整備する必要がある.医療提供体制の種類は多岐にわたり,開設母体,当初の目的,運営方法も様々であるが,診療報酬体系はすべて同一である.公私医療の経営(経済機能)に焦点を当て,公私病院の地域における役割を検討する.
理想的な地域医療は医療の地域内完結である.限りある資源の下で医療の需要のすべてが地域で供給されるためには,医療提供体制を効率的に整備する必要がある.医療提供体制の種類は多岐にわたり,開設母体,当初の目的,運営方法も様々であるが,診療報酬体系はすべて同一である.公私医療の経営(経済機能)に焦点を当て,公私病院の地域における役割を検討する.
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