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雑誌目次

雑誌文献

病院57巻3号

1998年03月発行

雑誌目次

特集 介護保険と長期ケア施設

〔座談会〕介護保険と長期ケア施設の対応

著者: 天本宏 ,   池上直己 ,   石井岱三 ,   山口昇

ページ範囲:P.210 - P.217

現在の体制における機能と役割
 池上 明日の参議院厚生委員会で公的介護保険の法案が委員会を通過する見込みの,まさに前夜において「介護保険と長期ケア施設の対応」というテーマで座談会を開かせていただきます.
 まず,長期ケアの施設による種類はありますが,他の二つと比べてどういう特徴を見いだしておられるか,という点からお話しください.

介護保険と長期ケア施設の課題

著者: 広井良典

ページ範囲:P.218 - P.223

 介護保険法案が国会で成立し,2000年度から実施されることとなった.医療・福祉全体のあり方に大きな影響をもたらす制度の創設であり,また,これからいよいよ本格化する社会保障制度の構造改革の第一歩となるものである.本稿では,こうした状況を踏まえながら,長期ケア施設をめぐる今後の課題について考えてみたい.

一般病院における対応—療養型病床群への転換

著者: 安藤高朗

ページ範囲:P.224 - P.230

 まず,1997年12月9日に介護保険法案は成立しており,一般病院における対応とあるが,療養型病床群への転換を考えるとき,多くの共通の問題点を持つ介護力強化病院や有床診療所については避けて通れないためこれらを含めて述べさせていただく.
 また,施設サービスの基盤整備において大都市部の特殊性は考えなければならない最大の問題であり,国民に十分なサービスを提供していくためには,中でもハード面について大きな問題があり,後で述べるが行政に提言することも必要である.

介護力強化病院における対応—アメニティの向上と良質な医療サービス

著者: 加藤隆正

ページ範囲:P.231 - P.234

渓仁会グループの概要
 医療法人渓仁会は札幌市内に総合病院手稲渓仁会病院と西円山病院,定山渓病院の二つの完全型療養型病床群,および関連する社会福祉法人南静会で特別養護老人ホーム,老人保健施設,ケアハウスを点在させ,両法人を併せて渓仁会グループと呼称している.施設群すべてのベッド総数は2,110床になる.
 約180万人の人口を抱える札幌市は本州の各都市に比較して家族関係が希薄で施設ケアの要望が強かったが,当法人では21世紀の高齢社会を見据えて4〜5年前から在宅ケアのメニューづくりに力を入れ,訪問看護ステーション,在宅介護支援センター,デイケアセンター,デイサービスセンターなどを整備するほか,高齢者の生活ニーズに対応して非営利事業による配食サービスや緊急通報システムなど高齢者の生活をトータルで支援する仕組みづくりにも心がけている.一世帯平均人員が2.3人台と全国市町村の中でも最低ランクにあり,高齢者の在宅生活の推進には家事の外部化傾向が強い札幌市ではケアの側面だけではなく,高齢者のトータル支援を欠かすことができない.

老人保健施設における対応

著者: 若月健一

ページ範囲:P.235 - P.239

変革する高齢者ケア
 近年の高齢者ケア施策の理念をみると,「施設ケアから在宅ケアへ」,「与えるケアから応えるケアへ」,そして自立支援を目標に「看取るケアから生活を支えるケアへ」,「受けるるケアから選ぶケア」へとそのあり方が大きく変革されている.この理念の改革とあわせて,財政面も社会保障の給付構造を福祉重点へと転換させて,さらに介護保険の制度化へと大きく変わってきたといえよう(表).
 この介護保険法案は,1997年12月9日に国会で可決,成立した.2000年4月より,いよいよ本格的に高齢者ケアを保険で保障(給付)することになる.

特別養護老人ホームにおける対応

著者: 佐々木順

ページ範囲:P.240 - P.243

 高齢化・核家族化が進む昨今,21世紀には4人に1人が65歳以上の高齢者となる超高齢社会になることが予測されている.このような社会情勢の中で特別養護老人ホーム(以下,特養と略)の果たす役割は大変重要となる.なぜなら社会的援助が必要となる一人暮らし高齢者,高齢者夫婦,虚弱老人,障害者,寝たきり老人,痴呆性老人などがさらに増加し,逆に家庭での家族の介護力が低下することなどが考えられるからである.高齢者が社会でより安心して楽しく生活でき,生きがいを持てる中核施設としての位置づけが急がれる.
 公的介護保険制度のもとで,どのような質の高いリハビリテーションサービスを提供できるのか.利用者や介護者のニーズをくみとり,満足のいくサービスを選択し,高齢者の自立支援に結び付くケアマネジメントの機能を有する対応が今後求められるであろう.

地域の診療所としての対応

著者: 坂本仁

ページ範囲:P.244 - P.247

 1997年4月の診療報酬の改定は,「病院」に対して急性期病院か,慢性期病院かの選択を迫るという点から,まさに「病院のお尻に火がついた,さあどちらへ向かうのですか」ということを示していると思われる.しかし,このことはまた,「診療所」に対しても医療提供体制の再構築のなかで「さあどちらへ向かうのですか」と選択を迫っていることになるのかもしれない.それは言い換えると,1次医療機関としての診療所の医師が,どのような対象地域の中で,どのような人々を把握し,そして共生し,社会的役割を果たそうとしているかと問われていることとなる1)
 介護保険導入に対し,「病院」がどのように対応していくかによっても大きな変革が起こることが予想されるが,地域の診療所としてもこの大事な時期に,どのように対応することが望ましいかについて述べてみたい.

グラフ

温泉を有効に活用しリハビリ医療を展開—大湯リハビリ温泉病院

ページ範囲:P.201 - P.206

 岩手県の県都盛岡駅からJR花輪線で約1時間半,十和田湖の南の玄関口,秋田県内の十和田南駅に到着する.ここから十和田湖に向かい車で約15分,鹿角市大湯温泉に到着する.この温泉街の奥まった一角に大湯リハビリ温泉病院がある.

日本臨床工学技士会会長を務める 自治医科大学実験医学センター主任技師 荒井太紀雄氏

著者: 渡辺敏 ,   八木保

ページ範囲:P.208 - P.208

 各種医療機器が多用される医療現場をみるとき,臨床工学技士の果たす役割は非常に重要になりつつある.臨床工学技士誕生から12年,今後の飛躍が期待される日本臨床工学技士会の会長である荒井太紀雄氏の存在は非常に重要であると同時に適任と思われる.
 他の医療関係職種と異なり,業務範囲からみた場合,多岐にわたる臨床工学技士を一つにまとめていくことはたいへん苦労が多いと思われるが,荒井氏はその温厚な性格といろいろな部門の調和を図ることが得意で,技士の集まりのまとめ役としては最適であろう.

主張

平成10年度の病院経営

著者:

ページ範囲:P.209 - P.209

 平成9年度の年度末を迎えて各病院においては本年度決算の見込み,また平成10年度の事業計画案,収支予算案の検討で奮闘されていることであろう.
 平成9年度のわが国は,消費税の引き上げ,公共事業の抑制,医療制度改革,健康保険料のアップなどが一気に景気を後退させた.また,国民負担の増加は今後の高齢化社会に対するいっそうの不安を生じる結果となった.またバブル崩壊に伴う不良債権処理の先延ばしは,大手都市銀行,証券会社の経営破綻を招き,わが国の金融危機として消費者,企業に暗い影を落とす結果となった.一方,厚生行政においては,将来のわが国医療を左右する介護保険法,また関連する医療法の改正が十分なる議論を経ずに成立された.

特別寄稿

ノーマライゼーションへの道程—共に生きることへの誠意・3

著者: 大田仁史

ページ範囲:P.248 - P.252

病苦は心を耕し,増幅する
 病者や障害者,老人は,私たちにとってどのような役割を果たしてくれているのか.そういった方々のなかから二,三の方をご紹介いたします.
 解剖学者で癌のために若くして亡くなられた細川宏さんが闘病中に作られた詩が,遺稿集として『病者・花』(現代社刊)にまとめられています.先生の詩には,同じように病と闘う人々に対するエールのような詩も多く見られますが,医療者への同業の立場からの「しっかりせよ」といったメッセージもあります.いま,盛んにいわれているインフォームドコンセントのさいの心構えについても述べられています.闘病中に書かれたいろいろな詩が残されています.私は,「人間というものは,病に冒されてはじめて心の豊かさを持ちうる」と病を積極的にとらえようとされた詩に心を打たれます.たくさんの作品のなかから二つの詩の一部を紹介いたします.

インタビュー

地域の医療機関との機能分担と連携を追求—埼玉医科大学腎臓病センター鈴木 洋通埼玉医科大学腎臓内科教授に聞く

著者: 本誌編集室

ページ範囲:P.253 - P.257

 埼玉医科大学腎臓病センターは19床の透析室,および25床の病床で腎疾患患者に対応すべく発足した.センターは現在,泌尿器科および内科で編成されているが,内科部門は昨春,腎臓内科学講座としてスタートするとともに,昨秋には病棟部門を60床に拡充した.これにより,地域の腎疾患患者のニーズに対応するとともに,センターとして役割を果たすべく体制を整備しつつある.
 2年前に腎臓病センターに赴任された鈴木洋通教授に,赴任以降の機能整備の経緯および将来への抱負をおうかがいした—.

癒しの環境

同じ目の高さで

著者: 高田三千尋

ページ範囲:P.258 - P.259

患者さんと医療従事者
 医療の現場は特異な状況であるだけに,患者さんと医師,看護婦などの医療従事者との関係は一般の社会よりかなり違ったものであるようにみえます.
 私は病気を治す人,そして貴方は治してもらう人.病気が感染症,あるいは胃潰瘍など,黙っていても治ってしまう病気の時代はそれでよかったわけですが,最近いわれる生活習慣病,あるいはガンなどでは一生を病気とのかかわりで生きてゆかねばなりません.そのような時代の患者さんと医療従事者とのかかわりは,これまでと違ったものになっていかざるを得ないでしょう.

病院管理フォーラム 診療情報管理はいま・7

病歴委員会の意義

著者: 五十嵐よしゑ ,   細川治

ページ範囲:P.260 - P.261

 診療録,診療情報を合理的に管理するためには,運用規定や要綱が必要であり,その規定,要綱が円滑に機能するために,院内の意志疎通を図る病歴委員会が重要なキーとなる.1971年の発足後26年の軌跡を顧みて,当院の病歴委員会の各委員の熱意が病歴管理室を支え,噴出する問題を解決し,多くの新規業務の取り入れを可能にしたと考える.
 全国の多くの診療録管理室においても委員会を設置しており,設置当初こそ運用されるものの,年数が経過するとともに次第に開催回数が減少したり,有名無実化することも少なくないと聞いている.当院では現在においても原則として月1回の定例会を開いており,その具体的状況の一部を紹介したい.

リエンジニアリング—PFFCの展開・3

PFFC推進室の機能と役割

著者: 筒井竹人

ページ範囲:P.262 - P.263

リエンジニアリングのための組織体制
 病院におけるPFFCを推進していくためには,どのような組織体制が必要なのか? これが当初の重要な鍵になる.ここで一般的なリエンジニアリングのための組織体制について少し述べてみる.ボストンコンサルティンググループが出したリエンジニアリング推進ハンドブックによると,組織の中核になるのは既成の組織から独立したリエンジニアリングチームである.このチームは経営トップに直属し,強力なリーダーシップの下に一連の改革を実施していく.そしてチームを束ねるのがチームリーダーである.さらには個別の改革を推進するための臨時特別チーム=ブレイクスルーチーム(複数)を編成することも必要になる.詳しいことは原著に譲るとして,ここではチームのリーダーおよびメンバーの要件を述べてみる.
 まずリーダーに必要な要件として以下の8点が上げられる.

看護管理・2

マトリックス組織としての病院組織

著者: 嶋森好子 ,   竹谷美穂

ページ範囲:P.264 - P.265

ラインアンドスタッフ組織とマトリックス組織
 前回,病院組織には病院全体に影響する方針などを運営するためのラインアンドスタッフ組織(line and staff organization)以外に,患者への直接治療が中心である病棟などの現場において,もう一つ,マトリックス組織(matrix organization)というものが存在していることを述べた.
 看護婦の立場からみると,自分の直属の上司である婦長(各セクションの責任者)を通して指示が伝えられる組織(ラインアンドスタッフ組織)と,医師を中心とした「患者治療についてのオーダー」というあらゆる医療行為についての指示命令組織がある.この二つの組織より複数の指示命令が発せられる看護婦の立場からすれば,病棟などの患者サービス場面では「マトリックス組織」の構造になっていると考えたほうが理解しやすいと思える.

MQIの実践—練馬総合病院・1

MQIとその導入の経緯

著者: 飯田修平

ページ範囲:P.266 - P.268

MQIとはなにか
 練馬総合病院の医療の質向上(MQI:medical quality improve-ment)活動は3年目を迎えた.本稿が掲載されるころには,新しいMQI活動推進委員会が発足し,本年の活動に向けて準備をしているころであろう.
 今月号から約1年間,10回にわたり,練馬総合病院のMQI活動を紹介したい.

シンポジウム パス法の原理と経験の交流・2

実施と効果に関する文献レビュー

著者: 菅野由貴子

ページ範囲:P.269 - P.272

アメリカの病院では,1983年のDRGシステムの実施以来,ケアを提供するためにマネジドケアの一つの手法としてCritical Path Methodが注目されるようになりました.これはZanderにより初めて医学界に報告され,1992年からmajor head-ingに登場しています.(パス法に関しては本誌2月号,152頁参照)
 パス法を用いる大きな目的は資源の有効利用と同時に質の保証です.その作成,実施の過程で,ケアチーム間に相互理解と連携が生まれ,結果として職員の自立性と連携が高まり,職務満足度が向上すると期待されています.さらに,患者にパスを説明することで治療への患者の参加を促進し,患者満足度も高まるのではないかと期待されています.

民間精神病院はいま—21世紀への展開・2

さわ病院—外来化・地域化を進める

著者: 澤温

ページ範囲:P.273 - P.277

 昨今21世紀の問題を取り上げる特集が多い.なぜ今病院は21世紀なのだろう.21世紀と関係あるかは別として,経済の低成長時代が持続する中,国民の平均余命は世界一を持続し,高齢者の医療費は急速に増大し続け,また先端医療はますます高額となり,また患者や障害者の人権意識が高まる中で,医療をどのようにしていけば国民が納得するのかがわからなくなっているというのが実状であるためにこのようなタイトルが多く取り上げられるのであろうと思われる.
 この中で精神医療がシリーズとして取り上げられることは,これまで陽の目をみなかった,マイナーな,あるいは何かあると切り捨てられてきた領域だけに喜ばしいと思う反面,逆にスキャンダラスな何かが起こるととかく取り上げられる領域でもあるため不安にもなる.

連載 アーキテクチャー 保健・医療・福祉 第41回 福祉施設3題

志津川町デイサービスセンター・ボランティアセンター,他/使ってみてひと言

著者: 塩入健史

ページ範囲:P.278 - P.280

志津川福祉の里
 志津川町は,太平洋を臨む景勝の地にある.市街地の北,小高い丘の中腹の中学校跡地に,お年寄りや障害を持つ人々を地域の一人一人が支える場として「福祉の里」が整備された.老人デイサービスセンター(B型),心身障害者通所施設,ボランティアセンターと社会福祉協議会の諸室,特別養護老人ホームなどの施設群は,町民の原風景として親しまれている旧校庭の桜の古木に囲まれて,日常的な賑わいの場となるよう,隣接する県立高校への近道や水場,遊具のある公園として整備されている.
 「福祉の里」は介護力の合理的連携をイメージして,今日進められている「在宅複合型施設」に類似した機能の柔軟な施設運営を目指した.しかし,当時は,個別施設ごとに制度や規準を適用する解釈が多く,入浴や給食機能を集約できず各々に設けられた.

蕨市総合社会福祉センター/使ってみてひと言

著者: 澤本東彦 ,   山岡信弘

ページ範囲:P.281 - P.284

福祉施設は街中へ
 1.設計主旨
 私たちは,福祉施設の設計に数多く携わってきました.その中で日ごろ考えることは,「福祉施設は,生活者の気配が満ち溢れた街中に建てられるべきもの」という考えです.さらに単独機能より複合機能が施設に「にぎわい」を与えることで相乗効果が生まれると考えています.この二つの理念は,福祉施設の入居者と地域住民との,また施設内での交流が,無理なく自然の姿で「ふれあう」ことができるからです.「ノーマライゼーション思想」の実現は,こうしたことから始まるのではないかと思っています.
 蕨市総合社会福祉センターは,こうした私たちの考え方を最もよく実現できたケースとして,ここに紹介させていただきます.

志賀町デイサービスセンター・ふれあいセンター/使ってみてひと言

著者: 藤城義丈

ページ範囲:P.284 - P.286

基本コンセプト・基本方針
 志賀町は,南部に京阪神のベッドタウンとしての人口の増加が続き,北部は観光,リゾートのゾーンとして位置づけられている.この町も,西暦2000年には人口の6人に1人が65歳以上という高齢化社会を迎えることが予想され,本施設計画時,在宅介護においては,ショートステイ,ミドルステイ,入浴サービスなど,町外の老人ホームなどの施設に頼っている状態で,そのニーズは高まってきていた.
 老人福祉施設を取り巻く社会情勢の変化は,長寿社会を進展し,老人だけの世帯の増加や,老人の有病者の増加を招いている.そこで,志賀町老人デイサービスセンターにおいて施設に求められているものとして,①コミュニティケアの充実,②リロケーションによる弊害の防止,③プライマリケアの達成,④生涯学習の場の形成,⑤関係施設との連帯強化,⑥マンパワー(地域団体,ボランティア)を育成する場をテーマとして計画を進めた.

医学ごよみ

3月—March 弥生

著者: 木村專太郎

ページ範囲:P.287 - P.287

□9日 腸チフス診断法
 フランスの細菌学者で,腸チフスとパラチフスの血清診断法である有名な「ウィダール反応」を発見したウィダール(Georges FI Widal,1862〜1929)が,アルジェリアのデリ(Dellys)で誕生した日である.
 彼はパリ医科大学に入学し,1889年に卒業した.その当時のフランスの医学界は細菌学分野でパスツール(Louis Pasteur,1822〜1895)とドイツのコッホ(Pobert Koch,1843〜1910)が学問上で激しい争いを行っていた.彼はそれに興味を抱き,細菌学を専攻した.最初ブドウ球菌の研究を行っていたが,のちに丹毒・産褥熱・心内膜炎などを起こす連鎖球菌の研究も行った.

基本情報

病院

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN 1882-1383

印刷版ISSN 0385-2377

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