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文献詳細

雑誌文献

病院57巻3号

1998年03月発行

文献概要

病院管理フォーラム 診療情報管理はいま・7

病歴委員会の意義

著者: 五十嵐よしゑ1 細川治2

所属機関: 1福井県立病院病歴管理室 2福井県立病院外科

ページ範囲:P.260 - P.261

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 診療録,診療情報を合理的に管理するためには,運用規定や要綱が必要であり,その規定,要綱が円滑に機能するために,院内の意志疎通を図る病歴委員会が重要なキーとなる.1971年の発足後26年の軌跡を顧みて,当院の病歴委員会の各委員の熱意が病歴管理室を支え,噴出する問題を解決し,多くの新規業務の取り入れを可能にしたと考える.
 全国の多くの診療録管理室においても委員会を設置しており,設置当初こそ運用されるものの,年数が経過するとともに次第に開催回数が減少したり,有名無実化することも少なくないと聞いている.当院では現在においても原則として月1回の定例会を開いており,その具体的状況の一部を紹介したい.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1383

印刷版ISSN:0385-2377

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