文献詳細
文献概要
シンポジウム パス法の原理と経験の交流・2
実施と効果に関する文献レビュー
著者: 菅野由貴子1
所属機関: 1東京大学医学部健康科学・看護学科保健管理学教室
ページ範囲:P.269 - P.272
文献購入ページに移動アメリカの病院では,1983年のDRGシステムの実施以来,ケアを提供するためにマネジドケアの一つの手法としてCritical Path Methodが注目されるようになりました.これはZanderにより初めて医学界に報告され,1992年からmajor head-ingに登場しています.(パス法に関しては本誌2月号,152頁参照)
パス法を用いる大きな目的は資源の有効利用と同時に質の保証です.その作成,実施の過程で,ケアチーム間に相互理解と連携が生まれ,結果として職員の自立性と連携が高まり,職務満足度が向上すると期待されています.さらに,患者にパスを説明することで治療への患者の参加を促進し,患者満足度も高まるのではないかと期待されています.
パス法を用いる大きな目的は資源の有効利用と同時に質の保証です.その作成,実施の過程で,ケアチーム間に相互理解と連携が生まれ,結果として職員の自立性と連携が高まり,職務満足度が向上すると期待されています.さらに,患者にパスを説明することで治療への患者の参加を促進し,患者満足度も高まるのではないかと期待されています.
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