文献詳細
民間精神病院はいま—21世紀への展開・2
文献概要
昨今21世紀の問題を取り上げる特集が多い.なぜ今病院は21世紀なのだろう.21世紀と関係あるかは別として,経済の低成長時代が持続する中,国民の平均余命は世界一を持続し,高齢者の医療費は急速に増大し続け,また先端医療はますます高額となり,また患者や障害者の人権意識が高まる中で,医療をどのようにしていけば国民が納得するのかがわからなくなっているというのが実状であるためにこのようなタイトルが多く取り上げられるのであろうと思われる.
この中で精神医療がシリーズとして取り上げられることは,これまで陽の目をみなかった,マイナーな,あるいは何かあると切り捨てられてきた領域だけに喜ばしいと思う反面,逆にスキャンダラスな何かが起こるととかく取り上げられる領域でもあるため不安にもなる.
この中で精神医療がシリーズとして取り上げられることは,これまで陽の目をみなかった,マイナーな,あるいは何かあると切り捨てられてきた領域だけに喜ばしいと思う反面,逆にスキャンダラスな何かが起こるととかく取り上げられる領域でもあるため不安にもなる.
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