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文献詳細

雑誌文献

病院57巻4号

1998年04月発行

文献概要

特集 看護の質の評価 看護の質は評価できるか

患者との対応を評価した独自の調査に,看護婦の行っている行動に基づいた評価項目を

著者: 野村勝子1

所属機関: 1都立大塚病院看護科

ページ範囲:P.333 - P.334

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はじめに
 看護の質とは何か? どのような尺度で評価するのか? 看護の質を数値化できるのか? これらは本稿で挑戦する課題であるが,看護ケアのプロセス1)は看護婦個人が患者に対して起こしている行動であり,その良否を評価することは難しい.
 日常,あの病棟は患者にきめ細やかな対応をし,よい看護をしているとか,あの病棟は指導的役割をとれる人材が手薄なので,看護計画に関する記録が十分でないとか,また某診療科外来の看護婦は患者対応がよく,信頼できるなど感覚的に評価しているのが現状である.感覚的に捉えている評価を,客観的に数値化する試みはいまだ成功していない.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1383

印刷版ISSN:0385-2377

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