文献詳細
民間精神病院はいま—21世紀への展開・4
文献概要
当不知火病院は1989年にこれまでの単科の精神科病院199床に加え,38床のうつ病・神経症を主体とした病棟として,ストレスケアセンター「海の病棟」を開設した.開設初期は精神分裂病者の入院も認められたが,次第にうつ病者の占有率が高まり,1995年,日本精神神経学会発表時点にて63.1%にまでなり,うつ病病棟としての位置づけが固まったと考えている.今回は不知火病院ストレスケアセンターでの治療構造を中心に紹介したい.
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