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文献詳細

雑誌文献

病院57巻6号

1998年06月発行

文献概要

特集 医療の標準化を考える

〔てい談〕医療の標準化とは何か

著者: 上林茂暢12 福井次矢3 広井良典4

所属機関: 1龍谷大学社会学部地域福祉学科 2医療法人健和会 3京都大学医学部附属病院総合診療部 4千葉大学法経学部経済学科

ページ範囲:P.498 - P.507

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医療標準化の背景
 広井 本日は「医療の標準化」について考えていただくのですが,医療の標準化を考える場合に,医療の質という観点と経済あるいは効率性という二つの観点がありそうです.
 前者は,まさに医療の質自体が問われている時代であるからです.それは単に医療提供者にとっての問題のみならず,医療の受け手である国民の側からも関心が高まっていると思います.現在の日本の医療は非常にばらつきが大きいし,標準化がなされておらず,きちんとした評価がないままに行われているのではないかといった課題です.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1383

印刷版ISSN:0385-2377

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