文献詳細
特集 医療の標準化を考える
文献概要
1995年夏に第三者評価組織として設立された財団法人日本医療機能評価機構では,設立より約1年半の運用調査(Feasibility Study)を行い,病院機能評価の方法論と評価を事業として成り立たせるための条件や組織のあり方などについて検討を行ってきた.そして,運用調査の結果を踏まえた本事業が1997年度より開始され,既に2年目を迎えている.
機能評価では,病院の役割に応じた「あるべき状態」をあらかじめ設定し,それに対する個々の病院の状況を評価する.「あるべき状態」に至っていない場合に,そこへ向かっての改善活動を支援するシステムである点においては,医療機能評価事業もある種の「標準化」活動であるといえよう.
機能評価では,病院の役割に応じた「あるべき状態」をあらかじめ設定し,それに対する個々の病院の状況を評価する.「あるべき状態」に至っていない場合に,そこへ向かっての改善活動を支援するシステムである点においては,医療機能評価事業もある種の「標準化」活動であるといえよう.
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