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文献詳細

雑誌文献

病院57巻7号

1998年07月発行

特集 急性期包括払い方式の可能性

急性期包括払い方式における患者区分法

著者: 梅里良正1

所属機関: 1日本大学医学部医療管理学教室

ページ範囲:P.603 - P.607

文献概要

 わが国においては俗に日本型DRGs (diagnosis related groups)と称される疾患別定額支払い方式の検討が進められているが,果たしてDRGをベースとした患者区分は,急性期の医療費の支払いに用いることが適切なのだろうか.この問題は,1)急性期医療費の支払いを包括払いとすることの是非,2)包括払いとする場合に,その患者区分として,DRGsが適当であるかどうか,の二つの部分に分けて考えることができる.本稿の主眼は後者であるが,患者区分が必要となる前提としての包括払い方式について若干の議論を行ったのち,患者区分法について考察する.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1383

印刷版ISSN:0385-2377

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