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文献詳細

雑誌文献

病院57巻8号

1998年08月発行

病院管理フォーラム リエンジニアリング—PFFCの展開・8

循環器病棟へのPFFCの導入・3

著者: 大濱京子1

所属機関: 1雪ノ聖母会聖マリア病院PFFC推進室

ページ範囲:P.736 - P.737

文献概要

 病棟におけるPFFCコンセプトの一つであるクリティカルパス(以下パスと略す)が目指すものは,治療と看護の標準化,ケアの質の向上で,結果として在院日数の短縮,コストの削減である.パスの効果は表1に示すとおりである.今まで経験的に行われてきたケアを大幅に見直し,特定の患者集団に対し,特定の時間枠の中で,あらかじめ設定した目標を実行していく.これにより統一した一定のレベルのケアが提供でき,継続性を保つことも可能となる.
 また,最短時間で最善のケアを行うためには,患者にかかわるすべての人たちによる検討が必要になってくる.これは患者の満足度を高め,ひいてはコストの削減にもつながっていくと考えられる.今回は本院の循環器病棟におけるパスの作成および使用に至る経過について述べる.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1383

印刷版ISSN:0385-2377

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