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特集 薬価基準制度の行方
諸外国の薬価基準制度—とくにドイツの参照価格制度について
著者: 柏木隆1
所属機関: 1ヘキスト・マリオン・ルセル株式会社薬制本部開発薬事部渉外グループ
ページ範囲:P.789 - P.793
文献購入ページに移動 現在,医療保険福祉審議会(金平輝子会長,以下医福審と略)において医療保険制度の抜本改革が議論されているところである.薬価基準制度改革については,医福審の制度企画部会(金平部会長)において与党医療保険制度改革協議会(丹羽雄哉座長)が取りまとめた「薬の償還限度額を定める制度(日本型参照価格制度)」の導入について議論が重ねられている.
口本における薬の公定価格を定める薬価基準の設定は,1950年(昭和25年)10月24日厚生省告示第279号および11月1日厚生省告示第284号をもって行われ,2,267品目が初めて収載された.以後,約50年近く採用されてきた制度である.
口本における薬の公定価格を定める薬価基準の設定は,1950年(昭和25年)10月24日厚生省告示第279号および11月1日厚生省告示第284号をもって行われ,2,267品目が初めて収載された.以後,約50年近く採用されてきた制度である.
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