文献詳細
特集 診療情報管理—開示に値する診療記録
文献概要
医療を,健康の保持と危機管理に対する社会サービスと位置づければ,その受益者(以下,クライエント)にとっては,過程と結果が示されることは当然の権利といえる.
問題は,カルテに代表される医療記録がそのまま提示されることによって,クライエントがそれを理解し得,治療法の選択および自らの療養に役立つか.さらにそのことが医療の質を向上させるフィードバック効果をもたらすかにありはしないか.
問題は,カルテに代表される医療記録がそのまま提示されることによって,クライエントがそれを理解し得,治療法の選択および自らの療養に役立つか.さらにそのことが医療の質を向上させるフィードバック効果をもたらすかにありはしないか.
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