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文献概要
特集 診療情報管理—開示に値する診療記録
医療記録としての電子カルテの作成と管理
著者: 堤幹宏1
所属機関: 1金沢医科大学医学情報センター
ページ範囲:P.930 - P.933
文献購入ページに移動 金沢医科大学病院では,1996年1月よりオーダリングシステムとともに電子カルテシステムの開発を行ってきていたが1),1997年10月にはフルオーダのオンラインシステムが稼働し,同年12月には入院サマリーの電子カルテ化とともに,一部の診療科において電子カルテによる外来診療が開始された2).そして,1999年7月現在,一部の科を除きほぼすべての診療科で入院・外来を問わず電子カルテを用いて診療されるようになってきている(図1).
本稿では,本学における電子カルテシステム(金沢医科大学電子カルテシステム)を紹介するとともに,電子カルテがカルテ開示に及ぼす影響などについて略述することとする.
本稿では,本学における電子カルテシステム(金沢医科大学電子カルテシステム)を紹介するとともに,電子カルテがカルテ開示に及ぼす影響などについて略述することとする.
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