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文献詳細

雑誌文献

病院58巻11号

1999年11月発行

文献概要

連載 院内感染対策・5

東京大学医学部附属病院分院の院内感染対策—1.薬剤師の役割

著者: 木津純子1 山本健二2

所属機関: 1東京大学医学部附属病院分院薬剤部 2東京大学医学部附属病院検査部細菌検査室

ページ範囲:P.1075 - P.1078

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 院内感染防止は,医療従事者一人ひとりが院内感染に対する意識を向上させることが最も重要である.薬剤師も医療チームの一員として防止対策を推進する役目を担っているが,その働きの一つに抗生物質の適正使用推進がある.東京大学医学部附属病院分院薬剤部では検査部と協力して抗生物質の使用量とMRSA分離患者数の調査を行い,感染防止の一翼を担ってきた.
 本稿では東京大学医学部附属病院分院の院内感染対策の連載第1回として,当院の感染対策委員会について紹介するとともに,当院における抗生物質の使用量とMRSA分離患者数の変遷について述べる.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1383

印刷版ISSN:0385-2377

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