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特集 在院日数と病院経営
在院日数短縮と病院経営—地域医療ネットワークの構築による在院日数の短縮
著者: 松村耕三1
所属機関: 1財団法人磐城済世会
ページ範囲:P.139 - P.140
文献購入ページに移動 急性期病院の在院日数短縮のためには急性期医療から慢性期医療,そして在宅医療へと続く病状,病期に従った施設体系(continum care)を作り,的確に流れに乗せることが必要になる.この体系化されたネットワークシステムの構築には二つの方法が考えられる.これを縦のネットワークと横のネットワークと呼ぶことにする.
縦のネットワークとは同一法人内で病状,病期による施設の体系を完結させる方法である(図1).医療の被提供者は矢印の方向に流れに乗って運ばれることになる.地域でリーダーシップをとることが望まれ,力のある医療機関はこの方式の選択ができる.
縦のネットワークとは同一法人内で病状,病期による施設の体系を完結させる方法である(図1).医療の被提供者は矢印の方向に流れに乗って運ばれることになる.地域でリーダーシップをとることが望まれ,力のある医療機関はこの方式の選択ができる.
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