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連載 アーキテクチャー 保健・医療・福祉 第53回
震災対策への具体的提言
著者: 筧淳夫1
所属機関: 1国立医療・病院管理研究所施設環境評価研究室
ページ範囲:P.266 - P.268
文献購入ページに移動 1995年1月17日の未明に発生した阪神・淡路大震災は,密集した現代都市における日本で初めての大震災であり,6,000人を超える犠牲者と数十万の被災者を生じた被害に加えて,今後の震災対策に大きな課題を数多く残した.
この阪神・淡路大震災の後に,病院建築に携わっている数多くの研究者や設計者が,病院の被災状況に関する調査を実施しており,そのうえで被災の原因を整理・分析している.特に,今回の震災において病院に大きな影響を与えた原因として,非構造部材の破壊が病院機能を停止してしまうことがあげられた.
この阪神・淡路大震災の後に,病院建築に携わっている数多くの研究者や設計者が,病院の被災状況に関する調査を実施しており,そのうえで被災の原因を整理・分析している.特に,今回の震災において病院に大きな影響を与えた原因として,非構造部材の破壊が病院機能を停止してしまうことがあげられた.
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