文献詳細
連載 アーキテクチャー 保健・医療・福祉 第53回
文献概要
1995年1月17日の未明に発生した阪神・淡路大震災は,密集した現代都市における日本で初めての大震災であり,6,000人を超える犠牲者と数十万の被災者を生じた被害に加えて,今後の震災対策に大きな課題を数多く残した.
この阪神・淡路大震災の後に,病院建築に携わっている数多くの研究者や設計者が,病院の被災状況に関する調査を実施しており,そのうえで被災の原因を整理・分析している.特に,今回の震災において病院に大きな影響を与えた原因として,非構造部材の破壊が病院機能を停止してしまうことがあげられた.
この阪神・淡路大震災の後に,病院建築に携わっている数多くの研究者や設計者が,病院の被災状況に関する調査を実施しており,そのうえで被災の原因を整理・分析している.特に,今回の震災において病院に大きな影響を与えた原因として,非構造部材の破壊が病院機能を停止してしまうことがあげられた.
掲載誌情報