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早期退院計画・11
沖縄県立中部病院の平均在院日数短縮法について
著者: 宮城征四郎1
所属機関: 1沖縄県立中部病院
ページ範囲:P.269 - P.271
文献購入ページに移動 人口43万医療圏の中で,地域中核病院として救命救急医療を中心とした急性期医療に携わる本院は病床数550を擁し,平成元年から同4年度までは終始,赤字決算が持続していたが,同5年頃より辛うじて黒字に転じたとはいえ,なお,振幅の激しい不安定な経営状態に陥っていた.
平成8年度頃から急速に経営状態が改善し,連続2年間,億単位の黒字決算を計上することができたことは,ひとえに職員一同の一丸となった地道な経営努力の賜物以外のなにものでもない.加えて管理者一同が智恵を絞って推進してきた経営改善策の成果も決して無視できない.中でも病床利用率の向上と平均在院日数短縮に向けての努力は現在の健康保険システムにおいて,経営改善上,最も大きな要因であり,過去2年の本院の黒字決算の源泉である.
平成8年度頃から急速に経営状態が改善し,連続2年間,億単位の黒字決算を計上することができたことは,ひとえに職員一同の一丸となった地道な経営努力の賜物以外のなにものでもない.加えて管理者一同が智恵を絞って推進してきた経営改善策の成果も決して無視できない.中でも病床利用率の向上と平均在院日数短縮に向けての努力は現在の健康保険システムにおいて,経営改善上,最も大きな要因であり,過去2年の本院の黒字決算の源泉である.
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