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病床の機能区分と新たな病院の姿
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ページ範囲:P.305 - P.305
文献購入ページに移動病床機能を区分することの必要性は大方が認めるところであるが,その区分方法や具体的な諸基準の設定については,様々な医療提供の立場から議論が分かれざるを得ない.当初,標準となる平均在院日数によって区分するとされたが,その後最長3か月程度まで患者が在院する病床を急性期病床,あるいは短期病床とする考え方が示されている.いずれも在院期間を区分の方法とすることに変わりはなく,一般病床の現状を踏まえれば,3か月までの在院とすると,その平均在院日数はおおむね21日程度となる.
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