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特集 岐路に立つ中小病院
中小病院の将来像—求められる理念の再確認と厳密な経営管理
著者: 徳田禎久1
所属機関: 1禎心会病院
ページ範囲:P.402 - P.407
文献購入ページに移動1998年9月,筆者が所属する全日本病院協会(以下,全日病)の「中小病院のあり方に関するプロジェクト委員会」が報告書の中で急性期・慢性期病院の要件や診療報酬支払制度のあり方を提示したが(表1,2),その後出された「医療審議会」,「医療保険福祉審議会」の報告書(図1,表3)と大変相関が高いので,これらをまとめて中小病院の将来像を論じてみたい.ここ数年間の厚生省による医療にかかわる種々の改革は,その善し悪しにかかわらず,この方針に従って行動した病院に有利に展開したことは事実である.
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