文献詳細
特別企画 『介護保険時代』における地域リハビリテーション・1
文献概要
私どもの兵庫県リハビリテーション協議会は今年で29年目になります.長崎ほどうまくいっておりませんが,いつも長崎県の協議会には元気づけられており,その活動には大変敬意を抱いております.今日はバックグラウンドを広げ,21世紀の地域リハビリテーションのあり方を考えていきたいと思います.
私は28歳の時,義肢装具の勉強をしようと米国のUCLAに参りました.帰国後,兵庫県下で障害者の巡回相談を行い,四肢切断の方々から,たくさんのことを学びました.例えば,高齢の大腿切断の障害者がどのようにして玄関で靴をぬぐのか?トイレでは? 屋外ではどういう動きをしているかなどを,自宅での動作のなかで学びました.そこで,私のリハビリテーション(以下,リハ)の教科書は地域にあると確信し,そのニーズから,総合的なリハセンターが必要だという強い信念を抱きました.
私は28歳の時,義肢装具の勉強をしようと米国のUCLAに参りました.帰国後,兵庫県下で障害者の巡回相談を行い,四肢切断の方々から,たくさんのことを学びました.例えば,高齢の大腿切断の障害者がどのようにして玄関で靴をぬぐのか?トイレでは? 屋外ではどういう動きをしているかなどを,自宅での動作のなかで学びました.そこで,私のリハビリテーション(以下,リハ)の教科書は地域にあると確信し,そのニーズから,総合的なリハセンターが必要だという強い信念を抱きました.
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