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文献詳細

雑誌文献

病院58巻7号

1999年07月発行

文献概要

特集 医療計画の新しい方向と病院

療養型病床群への転換とその対応—福岡県の場合

著者: 財津裕一12

所属機関: 1前:福岡県保健福祉部医療指導課 2福岡県筑紫保健所

ページ範囲:P.650 - P.652

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第3次改正医療法施行前後の状況
 第3次医療法改正で,介護にかかわる療養型病床群(以下療養型)の整備目標を定めることとなり,併せて診療所の療養型が認められた.診療所療養型は病床非過剰地域,あるいは病床過剰であっても療養型が少ない地域には,介護保険開始時までに必要数を確保するうえで好都合であるが,福岡県のように,全医療圏で病床過剰で,一部を除き療養型への転換も進んでいた地域(表1)にとっては,悩ましいものであった.
 十分な時間をかけて整備目標や算定数(病床過剰地域における診療所療養型の特例枠)を決定したいが,その間に病院の転換が進むと算定数が減りかねないという状況で検討を進めていった.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1383

印刷版ISSN:0385-2377

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