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レポート
急性期入院医療費定額支払い方式試行における問題点—特にMDC-5に関して
著者: 大内将弘1 山田俊三2 上田京子1
所属機関: 1国立仙台病院心臓血管外科 2前:国立仙台病院医事課
ページ範囲:P.757 - P.759
文献購入ページに移動わが国では1996年2月,中央社会保険医療協議会(中医協)においてDRGに則った定額払い方式のことが初めて議論された.基本問題小委員会,試行調査検討委員会などが構成され,各疾患ごとの作業グループにより多方面から調査検討され,13の主要診断群中,全部で183の診断分類案が2年7か月後の1998年9月に正式に決定された.そして,2か月後の1998年11月に国立病院8施設,社会保険病院2施設の10病院において急性期入院医療費定額支払い方式の試行が実施されているのである2).
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