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病院管理フォーラム 看護管理・18
カンファレンスの持ち方—3.在宅ケアに関するカンファレンス
著者: 山内恵美子1
所属機関: 1武蔵野赤十字病院外科病棟
ページ範囲:P.866 - P.867
文献購入ページに移動 武蔵野赤十字病院では15年前より,訪問看護を開始している.ここ数年,医療施設の機能分化が進み,在院日数短縮の取り組みは,厳しさを増している.そして,在院日数短縮を目指す医療提供者側と,「退院は治ってから」と考える患者・家族との間にはギャップが生じている.患者・家族が納得し,安心して在宅でのケアを受けられるようにするためには,患者を取り巻く専門職のそれぞれが意志疎通を図り,協力体制を高め,患者・家族を支援していくことが求められている.
現在,当病棟で在宅ケアに移行していく患者には,図に示すように「病棟カンファレンス」,「専門職による在宅ケアに関するカンファレンス」,「退院面談」を設け,スムーズに退院できるよう努めている.以下に各カンファレンスを紹介し,その運営方法,今後の方向性を考えてみたい.
現在,当病棟で在宅ケアに移行していく患者には,図に示すように「病棟カンファレンス」,「専門職による在宅ケアに関するカンファレンス」,「退院面談」を設け,スムーズに退院できるよう努めている.以下に各カンファレンスを紹介し,その運営方法,今後の方向性を考えてみたい.
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